WEBで学べる セミナー主催者マニュアル

有料と無料のデメリット、メリット

「値決めこそ経営」などと言われていますが、経験の浅いセミナー講師の方からは、「そもそも有料にして大丈夫かな?」「無料のメリットは?」といったご質問を多くいただきます。
他にも「本来ならば有料にしたいけど、初めてだから無料にした方がいいのでは?」と不安に感じている方や、せめて会場の費用くらいはまかないたいと感じている方など、どのようなときに無料にして、どのようなときに有料にすべきかなどを悩んでいる方も少なくないご様子......。
そこで今回は貸し会議室の提供を通じて多くのセミナー講師の方をサポートさせていただいている弊社の立場から、有料・無料セミナーのメリット、デメリットをまとめたいと思います。

無料セミナーのメリット、デメリットは?

キャリアの浅い方、セミナー講師として今からデビューしようという方は、実績作りのために無料セミナーを考える場合が少なくないようです。
この無料セミナー、メリット・デメリットは何があるのでしょうか?

(メリット)

・人を集めやすい(誘いやすい)

・客層を選ばない

・実績を必要としない

・短いセミナー時間でも許される

(デメリット)

・いい客が集まりにくい

・当日キャンセルが多い

・遅刻が多い

・居眠りの参加者も居る

・自分の価値を下げかねない

有料セミナーのメリット・デメリットは?

一方で有料セミナーはどうでしょうか?

(メリット)

・利益が出やすい

・いい客が多い

・関連商品も売りやすい

・キャンセルが少ない

・遅刻も少ない

・居眠りも少ない

(デメリット)

・人数集めに苦戦する

・実績がないと厳しい

・ブランディングやマーケティング勝負になる

・客層が限られる

・参加者の評価が厳しくなる

無料に適しているセミナーは?

無料、有料セミナーのメリット・デメリットをまとめましたが、では一体どのようなセミナーが無料に適しているのでしょうか?
上述のメリットを考えると当然、

・初心者が実績作りにチャレンジする短いセミナー

が考えられます。
とにかく実績を作り、本番後にアンケートを集め、後の有料セミナーに向けて実践で訓練を積むイメージですね。

他には人を集めやすいというメリットを利用して、

・バックエンドがメイン(高額)のセミナー

などにも向いています。
例えば証券会社が無料のマネーセミナーをやる理由は、その後に自社の投資信託などを売り込む計画があるからですね。

他には、

・スポンサーが付いている(業務の一環でやる)セミナー

なども、無料にして問題ありません。資金のあてがありますので、無理に有料にする必要はないからですね。

有料に適しているセミナー

一方で有料に適しているセミナーは、

・利益を出したい全てのセミナー

だと言えます。
さらに、身もふたもない言い方をすれば、

・競合が有料にしているセミナー

は全て、有料に適していると言えます。
同業のライバルが有料でやっているのならば、必ず皆さんも有料で開催できるチャンスがあります。

ただ、有料にすると言っても、「幾らにするのか......」と値決めの問題は残ります。
大まかな考え方として、会場費用などの原価を回収するだけでいい場合と、セミナーだけできちんと利益を出したい場合とで値段は変わります。

例えば前者なら1人1,000円前後でも大丈夫ですが、後者となると5000円~10000円などにする必要があります。
セミナーだけで生活する場合は、必要に応じて50,000~100,000円などの料金設定が必要な場合もあるはずです。
もちろんバックエンドとの兼ね合いになりますが、利益になる値段を設定してみてください。

以上、いかがでしたか? 
もちろん無料セミナーは、初めて開催する人にとってハードルが低いです。
しかし繰り返しますが、無料セミナーは自分の価値を落とすリスクもあります。
最初から有料セミナーに挑戦して、大成功を収めている方もたくさんいらっしゃいます。
デビューのセミナーであっても、思い切って有料にしてもいいかもしれませんね。
いずれにせよ有料か無料か、なかなか判断できない場合は、弊社にご気軽にご相談いただければと思います。
さまざまな角度から、ご助言をさせていただきます。

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