WEBで学べる セミナー主催者マニュアル

参加者の対応で内容を変えてみる

セミナー講師の方と話をしていると「最初の10分が全てを決める」という言葉をよく耳にします。
最初の10分で参加者の気持ちをつかめるかつかめないかで、その後の盛り上がり方が全く違うのだとか......。
確かにセミナーサポートで管理人も人前で話す機会が少なくありませんが、深く納得できる話。
熱心に練習を繰り返して、講演の内容を完璧に用意しても、話の入りでスベッてしまい、その後の講演がやりにくかったという経験、皆さんも一度くらいはあるのではないでしょうか?
そこで今回は貸し会議室の提供を通じて懇意にさせていただいているセミナー講師に聞いた、上手な話の入り方を紹介したいと思います。
参加者のリアクションや属性を見ながら、話の入り方やオープニングトークの内容を変えるテクニック。
上級者の必須の技術として、ぜひとも身につけてみてください。

セミナーに関連した体験談から失敗談へと話を持っていく

落語家の皆さんは、登壇されるときに必ずちらっと客席に目を配ります。
客層を見て話しの入りを変えるためですね。
そのプロのはなし家さんのトーク術を熱心に研究したセミナー講師の方が、弊社のお客さまにおられます。
その方によると、

  1. )セミナーのテーマに関連した体験話
  2. )事件やちょっとした失敗談

といった流れを意識すると、トークの入りで成功しやすいと言います。
例えば「誰でも初対面でウケ(笑い)をとれるようになる」自己啓発系のセミナーを開催するとしましょう。
その場合は、

  1. )合コンで好みの異性に出会えた
  2. )話が全然盛り上がらず、ウケの1つでも取れればと一人の帰り道に寂しく泣いた(失敗談)

といった話の始め方が考えられます。
その失敗の結果、初対面でもウケが取れる技術の必要性を感じて研究を始め、今に至るといった話をすれば、本題へスムーズに持ち込めますよね。

体験話は参加者の年齢や性別に合わせる

しかし、上述の話だと若い男性の参加が多いセミナーでは共感を得られても、参加者が女性ばかり、高齢者ばかりの参加者には通用しませんよね?
あるいは同じ若い男性の参加が多いセミナーでも、合コンに頻繁に出席しているようなタイプの男性でなければ、逆に引かれてしまう恐れもあります。
仮に合コンに普通に参加してそうな男性が集まっていても、会場のノリがイマイチ悪いときは、合コンのネタはちょっとフランクすぎて受け入れられない場合も......。
そのようなときは体験談と失敗談の設定を、より聞き手の身近な話、そのときの雰囲気に合った話に置き換えてみてください。
例えば合コンでの失敗談を、就職面接での失敗談、婚活パーティーでの失敗談、自治会の会合での失敗談に移し替えたりすればいいのですね。
セミナーの本題そのものは変えるわけにはいきませんが、オープニングトークの内容は、

  • 参加者に親しみのある設定
  • 会場の雰囲気に合った設定

を意識して、どんどん変えていくとつかみに成功できる確率が高まります。
スタートがうまくいけば、その後は講師もノッてきますから、自然と講演の内容が充実していくはずですよ。

以上、人気セミナー講師の方に聞いた、話の入り方を聴衆によって切り替えるポイントを紹介しましたが、いかがでしたか?
また、慣れたセミナー講師になると、話の入り方やオープニングトークの内容を調整するだけでなく、声のトーンや言葉づかいのフランクさ、挿入するエピソードの"際どさ"なども、参加者を見ながらチューニングすると言います。
併せて参考にしてみてくださいね。

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