ホーム会場を持つ

どれだけ経験を積まれたセミナー講師の方でも、セミナーの前は緊張すると言います。ただ、「この会場なら成功できそう」というホーム会場があると、やはりその緊張も軽くなるそう。

げんを担ぐとは少し違うかもしれませんが、この会場なら大丈夫と思えるその安心感が、セミナー講師にちょっとした余裕を与え、その余裕が参加者のリアクションを機敏に感じ取る冷静さを生むのです。
人前で舞い上がって参加者の顔も見られないまま自分勝手にセミナーを進めてしまえば、恐ろしい結果が待っています。その意味で普段よりも落ち着ける、リラックスできる会場を見つけたいですね。

よく顔を見るセミナー講師の方、繰り返し弊社を利用してくださる方とは、自然といろいろなお話をさせていただきます。
例えば有料の貸し会議室でなく町の公民館であっても、その場所を何度もホームとして使っていれば、スタッフの方と顔見知りになれるはずです。

セミナー当日に公民館の事務所に顔を出して、鍵を受け取ったりする中で、事務スタッフの方と世間話をしたり、冗談を言い合ったりする時間は、セミナー講師を落ち着かせてくれます。一方で初めて使う会場は不慣れな点も多く、余計な緊張を強いられてしまいます。
そうした細かい違いが、セミナーのパフォーマンスに大きく影響を与えてしまうのですね。その意味でセミナー講師の方は、「この会場いいな」と思えば、次のセミナーでもできるだけその会場を押さえるように工夫してみてはいかがでしょうか。