ゲスト講師のお礼も忘れずに

セミナー前のお礼のポイント

ゲスト講師を招く場合、最寄りの駅や会場の目の前まで出迎えをする方は少なくありません。
主催者自身が出迎えに出られない場合は、スタッフを1人寄越してもOK。

ただ、自分の代わりに迎えを出した場合は、ゲスト講師が到着した直後に自分から足を運んで、お礼を伝えてください。
心配りを持って迎え入れる理由は、ゲストの自分に対する個人的な心象を良くするだけでなく、本番のパフォーマンスを向上させるためでもあります。
ゲスト講師の活躍は主催者である自分の見返りになるのですから、セミナー前から欠かさずに礼を尽くしたいですね。
水やお菓子なども控室に用意しておいてください。

時間帯によっては、有名店のお弁当などを添える工夫も効果的です。また、大前提として会場の地図やURLはゲスト講師にあらかじめ漏れなく伝えておいてください。
前日に確認のメールや電話を入れておくケアもお忘れなく。

中には手書きのメモや手紙などをしたためて、控室に置いておくといった人の話も聞いた経験があります。

セミナー後のお礼のポイント

セミナー後は相手の予定にもよりますが、懇親会に参加してもらわない場合は、最寄りの駅まで送り届ける必要があります。
出迎えと同じく自分で動けない場合は、スタッフに送り出しをお願いしてください。駅から会場が遠い場合は、タクシーチケットを渡して、後に自分のところに請求が来るように手配しても構いません。
会場までタクシーを呼んだときは、できるだけ人数を掛けて見送り行ってください。過去に会場前で総勢5人ほどで見送り、
「こんなに大勢に送りだされた経験は初めてだ」
とゲスト講師に笑顔で言わしめた主催者も居ると聞きます。自分で送り出せなかった場合は、当日のうちにお礼の電話を入れるべきですね。
行き届いていない点があっても、基本的に「感謝している」という姿勢を見せれば、ゲスト講師の方は気持ちよくやってくれるはずです。中には「先生」と読んで、相手をその気にさせる人も居るほど。

セミナーが終わった後も、事あるごとにお礼を言い、年賀の挨拶を行い、仮にゲスト講師が何かに困っていたら一番に助けに行くくらいの気持ちで行動してください。
とにかく、人生の恩人と思って、最大限の敬意を払いたいですね。