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対話・体験型セミナーのプログラム

前回のコラム「座学・講義型セミナーのプログラム」では、セミナーのプログラムをどのように考えるべきかを紹介しました。タイトルにもあるように座学・講義型のセミナーについて語りましたが、主催者と話していると、「対話・体験型が苦手」といった声も聞きます。
そこで今回は、貸し会議室のサービス運営者として数多くのセミナー主催者をサポートしてきた経験から、対話・参加型セミナーのプログラム作りのポイントを紹介したいと思います。

座学・講義型セミナーのプログラムが土台

最初に結論を言いますが、対話・体験型セミナーのプログラム作りでは、前回のコラムでまとめた座学・講義型セミナーの考え方を土台にしてください。
セミナーで語りたいキーとなるメッセージを最初に掲げ、「その理由は?」「本当? その根拠は?」と自問自答します。その上で「理由は○○」「根拠は××」とノートに書きだしていくのでした。
詳細は「座学・講義型セミナーのプログラム」をチェックしていただきたいのですが、「根拠」を述べた後では「それで? 実際にはどうやるの?」(so what?)と自分にもう一度聞くと語りましたね。

「笑いは誰でも簡単にとれる」(メッセージ)

「笑いには幾つかの決まった法則があるから」(理由)

「例えば1つに『天丼』という法則がある。ダウンタウンの松本人志などお笑い芸人がよく使うテクニックで、『ダウンタウンDX』でも......」(根拠)

「これを日常会話で生かすと......」(実演)
といった感じで、プログラムを組みのでした。座学・講義型セミナーでは自分でやってみせればいいのですが、対話・体験型セミナーでは、最後の部分を参加者にやってもらうように促します。

聞き手に参加させる方法は?

実際に参加してもらう方法にもいろいろとやり方があります。先の「天丼」を参加者にやってもらいたいと思えば、隣の人同士を組ませて実践するように仕向けてもOK。
ちなみに「天丼」とは、会話の流れで出てきた何かのキーワードを別の文脈であらためて使うお笑いテクニックになります。
いきなり実践させるとなるとハードルが高いと感じたら、参加者の1人と自分が組んでモデルを見せてもOKです。

例えば誰か1人(Aさん)を壇上に招き、名刺を交換して、相手に簡単な自己紹介をしてもらいます。
Aさんは青森県出身、リンゴが大好きだと会話の中で明かしたとしましょう。その後の流れでお互いの平日のランチの話題になり、Aさんが「普段は何を食べていますか?」と聞いてきたとします。すかさず「僕はいつもラーメンですね。もっぱらAさんはリンゴですか?」と切り返します。「天丼」と呼ばれるテクニックですね。こうして文面にすると全然ウケませんが......。
参加者の1人と一緒に実演をしたら、今度は参加者同士でチャレンジしてもらうなど、さまざまな参加のさせ方が考えらえます。
少し時間を見て、各チームの傑作をピックアップして解説してもいいですし、別のテクニックに移ってもOKです。どのタイミングで次に移るかは、持ち時間と実践させたい項目の数を見ながら考えてみてください。

以上、対話・体験型セミナーのプログラムの作り方を紹介しましたが、いかがでしたか?
座学・講義型セミナーのプログラム作りで考えた「so what?」の部分を、来場者にさせればいいのだと語りました。
参加者が本当に楽しんでいる対話・体験型セミナーは、はたから見ていても、すごくほほ笑ましいです。その会場作りに、SMG貸し会議室がお力添えできればと、心から願っております。

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