WEBで学べる セミナー主催者マニュアル

プログラムの組み方 座学・講義型セミナーのプログラム編

セミナー 主催者と話していると、人気講師の方であってもプログラム作りにかなり苦労していると分かります。テーマが与えられている場所に講師として招かれる場合はまだ考えやすいと言いますが、自分で主催し、一から企画していくとなると、かえって自由すぎて内容に頭を悩ませてしまうのだとか......。

そこで今回は、貸し会議室のサービス運営者として数多くのセミナー主催者をサポートしてきた経験から、プログラムの組み方をご紹介します。「何をやればいいの?」「プログラムはどう決めればいいの?」と悩んでいる方はチェックしてみてください。

1:参加者の"利益"になる"新情報"を提供する

何を語るべきなのか、まずはテーマの決め方を最初に考えてみましょう。
自分が周りの人よりもよく知っている業界や分野の話になると思いますが、テーマ決めの際には、

  • ・参加者の利益になる話か?
  • ・その話には新鮮味があるか?

という2点に注意すべきです。
冷静に考えてみれば分かりますが、講師の語る内容が参加者の人生に何の利益ももたらさなければ、聞き手には意味がありませんよね。無料のセミナーであっても、参加してくれた人の貴重な1時間や2時間をいただいているわけです。彼ら・彼女らの人生に何かしらのプラスになる話でなければ、セミナーを開く意味がありません。
また、聞き手のプラスになる話であっても、どこかで聞いた・誰でも知っているような話では同じく価値がありません。プロのセミナー講師としてプログラムを組む際には、自分の中に"有益で新しい"情報の引き出しがあるか、自問自答を繰り返しながら、キーとなる主題が決めてください。

2:プログラムの構成をロジックツリーで考えてみる

例えば、誰であってもオートマティックに初対面の人を笑わせられる簡単なテクニックを知っていて、そのコツをセミナーで伝授したいと考えました。では、どういった順序で語ればいいのでしょうか?
まずはノートを出して、「1」で考えたメインとなるメッセージをページの上の方に書いてみてください。「ウケは誰でも簡単にとれる」といったキーワードになったとすれば、ノートの1行目や2行目など上の方に横書きするのです。次はその主張に対して「なぜ?(Why?)」と自分で聞いてみてください。
理由として「笑いには幾つかの決まった法則があるから」といった答えが出てきたら、メッセージから下に線を延ばして四角いボックスを描き、その中に理由を書き込んでください。
次は自分で書き込んだ理由に対して「本当?(True?)」と自問自答します。「本当に笑いには幾つかの決まった法則があるの?」と自分に聞くのですね。
「笑いが起きる仕組みの1つとして『天丼』という現象がある。ダウンタウンの松本人志など数々のお笑い芸人がよく使うテクニックで、実例としては......」といった感じで根拠を幾つか並べられる場合は、理由を書いたボックスの下に根拠の数だけ線を延ばして、再びボックスを描き、その中に根拠を書き込んでください。
最後は「じゃあ、それを日常会話の中で、どう使えばいいの?(So what?)」と自分に問いかけます。 根拠の下に線を引きボックスを描いたら、具体的な実践法や対策をその中に書き込んでください。

メッセージ(why?)

理由1(true?)理由2(true?)

根拠1a(so what?)根拠1b(so what?)根拠2a(so what?)根拠2b(so what?)

実践法・対策1a-1 実践法・対策1a-2 実践法・対策1b-1 実践法・対策1b-2 ...

といった感じでロジックの流れをまとめるのですね。最後に見返してみると、クリスマスツリーのような形になっていれば大成功。以上のようにロジックツリーを意識してプログラムを組むと、大まかな構成が見えてきやすいです。
テキストを作る際、あるいはパワーポイントを作成する際には、ロジックツリーで考えた構成を土台に肉付けをしてみてください。

3:タイトルを考えてみる

プログラムを考えたら、最後にタイトルをノートに書いてみてください。参加者のプラスになり、新情報が含まれている素晴らしいセミナーであっても、タイトルが悪いと「参加したい!」と多くの人が考えません。タイトルを決める際には、

  • ・すぐに、簡単にできると感じさせる
  • ・好奇心を刺激する

言葉を選びます。例えば"すぐに""簡単に"を演出するためには、「10分でできる」「今すぐ実践!」などといった言葉が決まり文句。
"好奇心"を刺激する言葉としては、「たった3つのテクニックでOK!」「米ハーバード大学も教えている」など、数字や権威を上手に絡めて表現してあげてください。
タイトルをきちんと考えると、プログラムの内容を微調整するきっかけにもなります。ぜひとも試してみてください。

以上が座学・講義型セミナーのプログラムの考え方になります。上述の考え方を実践してプログラムを組み、大成功を収めてください。その際の会場探しには、SMG貸し会議室をご利用いただければと思います。

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