参加者へのアフターフォロー

さまざまな準備を経て、苦労の末にセミナーを終えたとします。ほっと一息つきたくなりますが、アフターフォローはいかがでしょうか。ある意味でフォローはセミナー以上に重要。セミナー後の働きこそが大きな収益を生んでくれるからですね。
そこで今回は貸し会議室のビジネスを行う弊社の立場から、アフターフォローの重要性を主に2つ紹介したいと思います。

熱心にセミナーの勧誘をしてきたのに、参加した後は連絡が来なくなったという話を、セミナーの参加者からときおり耳にします。営業の世界でもなんでも、継続してビジネスを行うためには契約後のアフターフォローが重要になってきますよね。
ある人気セミナー講師の方は、30名、40名規模のセミナーであれば、参加者に当日にメールを送ると言います。しかも一斉メールではなく、本人に直接メッセージを発信するのだとか。

セミナー中は名刺交換や質疑応答を通じて1人1人とのエピソードを作り、その記憶を頼りに個別のメッセージを送ると言います。さらにメールのフォローには、セミナーで語らなった、個別にカスタマイズした情報をプラスするそう。
そのような努力で太いファンを作っていき、次のセミナーの集客を簡単にするのだとか。友だち紹介の情報を受け取るチャンスも広がると言います。ぜひともまねしたいですね。

セミナー後にフォローを入れる理由のもう1つは、関連商品の購入を促したり、個別コンサルの申し出を誘い出せたりできるからですね。

セミナー直後は関連商品の販売につながらなかったとしても、個別のフォローで親密なやり取りを交わす中で、個別コンサルをお願いされるケースがあると言います。 セミナーはセミナー自体の収益よりも、関連商品や個別契約などを売り込む営業ツールと考える方も少なくありません。その意味で、アフターフォローこそ収益のための大切な作業だと心得たいですね。