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コラム

2|イベント主催者のための成功ノウハウ完全ガイド 1.準備編1【目的設定の重要性】

SMART原則などを活用した具体的な目標設定

前回のコラムでは、「なぜその会議やイベントを開くのか」という目的が漠然としていると、企画がブレたり、参加者の満足度が得られなかったり、そもそも成功だったのか失敗だったのかさえ分からなくなってしまう、というお話をしました。 成功への第一歩は目的を明確にすることですが、さらに重要なのは、その目的を具体的で測定可能な「目標」に落とし込むことです。 目標が定まって初めて、そこにたどり着くための具体的な道筋(=企画・準備)が見えてくるのです。

では、どうすれば目的を「具体的な目標」にできるのでしょうか?
ここで役立つフレームワークがいくつか存在しますが、最も一般的で使いやすいのが「SMART原則」です。

測定可能な目標へと落とし込むための「SMART原則」

「SMART原則」とは、効果的な目標設定のための5つの要素の頭文字をとったものです。

  1. S - Specific (具体的である)

「売上を上げたい」「理解度を高めたい」といった曖昧な表現ではなく、「何を」「どうする」のかを具体的に示します。

例:「新商品の認知度向上」ではなく、「特定の顧客層(例:30代ビジネスパーソン)に対し、新商品の特徴とそのメリットを理解してもらう

  1. M - Measurable (測定可能である)

目標が達成できたかどうかを測れるように、数値や指標を設定します。
これにより、進捗状況を確認し、終了後に成果を評価できます。

例:「多くの人に来てもらう」ではなく、「目標来場者数を100名とする」「アンケート回答者の80%以上が新商品の特徴を理解したと回答する

  1. A - Achievable (達成可能である)

現実的に達成可能な目標を設定します。
高すぎる目標は関係者のモチベーションを下げてしまう可能性があります。

例:「業界シェアNo.1になる」といった壮大すぎるものではなく「競合他社と比較して、〇〇の点で優位性を示す」など、リソースや期間を考慮した目標。

  1. R - Relevant (関連性がある)

設定した目標が、会議やイベントを開催する本来の目的や、組織全体の戦略と関連しているかを確認します。
目的とズレた目標では意味がありません。

例:「顧客満足度向上」という目的に対し、「来場者数を増やす」だけでは不十分。「アンケートによる顧客満足度を前回より10%向上させる」など、目的と直結した目標。

  1. T - Time-bound (期限が明確である)

いつまでに目標を達成するのか、具体的な期限を設定します。
期限がない目標は、いつまでも着手されなかったり、先延ばしにされたりしがちです。

例:「できるだけ早く」ではなく、「会議終了後1ヶ月以内に」「イベント開催期間中に」など、具体的な日時や期間を設定。

 

これらの要素を組み合わせて目標を設定することで、「いつまでに(T)、誰が・何を(S)、どのくらい(M)、なぜ(R)、達成可能な範囲で(A)」という非常に明確なゴールが見えてきます。

例えば、あなたが新しいサービスの導入研修を企画するとします。漠然とした目的が「社員に新しいサービスの使い方を覚えてもらう」だとします。

これをSMART原則に沿って目標設定し直すと、以下のようになります。

 

SMARTな目標例:

「〇月〇日までに(T)、営業部の全社員(S)が新しいサービスの基本的な操作方法を習得し、研修後の操作テストで正答率85%以上を達成する(M, A)。
これにより、顧客へのサービス提案力を向上させる(R)。」

このように具体的な目標ができると、研修の参加者、内容、形式、評価方法、スケジュールなどが驚くほどスムーズに決まっていきます。
会場選びにおいても、「営業部全社員が収容できて、実機操作ができるようなインターネット環境や電源、机の配置ができるSMG貸し会議室の〇〇ルームが良いだろう」といった具体的な検討が可能になります。

目標設定は、会議やイベントの成功を測るための羅針盤であり、関係者全員が同じ方向を向いて準備を進めるための共通認識となります。
この最初のステップを丁寧に行うことが、後々の失敗を防ぐ強力な盾となるのです。

さあ、あなたの次の会議やイベントの目的を、SMARTな目標に変換してみましょう。

次のコラムでは、設定した目標を達成するために具体的にどのようなアプローチをとるべきかについて掘り下げていきます。

 

コラムカテゴリ一覧

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