問合せ

SMG貸し会議室
大阪市内主要駅(新大阪・梅田)から好アクセス・駅近。~100名の中小会場が格安で基本備品無料!

06-6556-6462
予約専用:10時~18時

大阪市内の格安・駅チカ貸し会議室・無料備品多数

重要なお知らせ
「WEB配信・映像収録プラン」サービス開始のご案内
重要なお知らせ
「WEB配信・映像収録プラン」サービス開始のご案内

コラム

3|働く場所・スタイル 第4章:新しい働き方を支える空間デザインとテクノロジー

コラム第11回:オフィスはどう変わる? フレキシブルな働き方を支えるこれからのオフィスデザイン

第3章では、多様な「働く場」とその選び方についてお話ししてきました。オフィス、自宅、カフェ、コワーキングスペース、そしてレンタルスペース。それぞれの場所が持つ特性を理解し、目的に合わせて使い分けることの重要性が見えてきました。 今回から始まる第4章では、「新しい働き方を支える空間デザインとテクノロジー」に焦点を当てます。リモートワークやハイブリッドワークが普及した今、企業にとって「オフィス」はどのような役割を担い、どのようにデザインされていくべきなのでしょうか?

従来のオフィスは個人のデスク作業スペースが中心でした。
しかし、多くの従業員がリモートで働くようになり、毎日全員が出社するわけではなくなった今、オフィスの存在意義そのものが問われています。
これからのオフィスは単なる「働く場所」ではなく、多様な働き方を支え、チームの力を最大限に引き出すための「体験」や「目的」を重視した空間へと進化が求められています。

今回は、フレキシブルな働き方を支える「これからのオフィスデザイン」について深掘りしていきます。

 

オフィスは「働く場所」から「集まる場所」へ

新しい働き方によって、オフィスは個々人が黙々と作業するだけの場所ではなくなりつつあります。自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、集中して個人作業を行う場所の選択肢が増えたからです。

これからのオフィスに期待される役割は、主に以下の点にシフトしています。

  • コラボレーションと共創

    チームメンバーが集まり、対面でアイデアを出し合ったり複雑な問題を議論したりする場所。

  • コミュニケーションと一体感の醸成

    フォーマルな会議だけでなく、偶発的な雑談が生まれたりメンバー同士が気軽に交流したりすることで、チームの一体感や企業文化を育む場所。

  • 企業文化の共有と浸透

    会社の理念や価値観を共有し、組織へのエンゲージメントを高める場所。

  • 対面での重要なイベント

    クライアントとの打ち合わせ、採用面接、大規模な社内会議や研修などリアルな場で行うことが効果的なイベントを実施する場所。

つまり、これからのオフィスは「集まる場所」としての機能がより一層重要になるのです。

 

フレキシブルな働き方を支えるオフィスデザインの要素

このようなオフィスの役割の変化を受けて、これからのオフィスデザインには様々な新しい要素が取り入れられています。

  • 多様な活動を支えるゾーニング(エリア分け)

    単一のレイアウトではなく、様々なタイプのエリアを設けることが主流になります。

  • 集中エリア/個人ワークブース

    静かで周囲を気にせず集中して作業できる空間。

  • コラボレーションエリア

    ホワイトボードやモニターなどを備え、気軽に集まって議論できるオープンまたは半個室の空間。

  • 様々なサイズの会議室

    少人数での打ち合わせから大人数でのプレゼンテーションまで対応できるサイズや設備の異なる会議室。
    オンライン会議に対応した設備は必須です。

  • 交流・リラックススペース

    カフェのような雰囲気のエリア、ソファスペース、仮眠室など、従業員がリフレッシュしたり、非公式なコミュニケーションを取ったりできる空間。

  • Web会議用ブース

     周囲を気にせず、安定した環境でオンライン会議に参加できる個室ブース。

  • 変化に対応できるフレキシブルなレイアウトと家具

    固定されたデスクやパーティションではなく可動式の家具や間仕切りを活用し、必要に応じて空間のレイアウトを自由に変更できるデザインが増えています。
    これにより、多様な活動や人数に柔軟に対応できます。
    ABW(Activity Based Working)の考え方に基づき、働く場所を固定せず、その時の活動内容に最適な場所を選択できるような環境整備も進んでいます。

  • テクノロジーを活用した快適性・効率性の向上

    オフィスの利用状況を可視化するセンサーシステム、会議室の予約システム、高品質なWeb会議システム、ワイヤレスでの画面共有機能など、テクノロジーを積極的に取り入れることで、オフィスの利便性や利用効率を高めます。

  • 従業員のウェルビーイングを考慮した空間づくり

    自然光を多く取り入れる、観葉植物を設置する、快適な温度・湿度を保つ、運動スペースや仮眠スペースを設けるなど、従業員の心身の健康や快適性をサポートするデザイン要素が重視されます。

     

オフィスと外部の働く場との連携

これからのオフィスは、従業員にとって唯一の「働く場」ではありません。
自宅、サテライトオフィス、コワーキングスペース、そしてレンタルスペースなど他の働く場と連携し、それぞれの場所が持つメリットを組み合わせて活用されることを前提にデザインされるべきです。

オフィスは、対面でのコラボレーションや企業文化の共有といったオフィスでしか得られない価値を提供することに特化し、集中作業などは他の場所で行うといった使い分けが一般的になるでしょう。

 

まとめ:オフィスは進化する

リモートワークの普及により、オフィスの役割は大きく変化しています。
これからのオフィスは、単に個人が作業する場所ではなく、チームで集まり、協働し、繋がりを深め、企業文化を育むための重要な「ハブ」となります。

多様な活動を支えるゾーニング、フレキシブルなレイアウト、テクノロジーの活用、そしてウェルビーイングへの配慮といった要素を取り入れたオフィスデザインは、フレキシブルな働き方を成功させる上で不可欠です。
オフィスデザインは、単なる内装工事ではなく働き方そのものをデザインする重要な戦略と言えるでしょう。

次回のコラムでは、働き方をアップデートするために不可欠な「テクノロジー」に焦点を当て、最新ツールや設備活用法について詳しくご紹介します。どうぞお楽しみに。

 

コラムカテゴリ一覧

1|失敗しない!貸し会議室選びで確認すべきポイント 1 |貸し会議室選びのポイント

2|イベント主催者のための成功ノウハウ完全ガイド 2|イベント成功ノウハウ

3.当日の運営とファシリテーションのスキル1【タイムマネジメント実践術】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル2【会議の進め方】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル3【聞き手を惹きつける話し方・プレゼンテーション】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル4【分かりやすい資料作成のコツ】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ1【セミナー・研修】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ2【面接を成功に導く】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ5【ワークショップ】

3|働く場所・スタイル 3|働き方と「場」

4|大阪市内のエリア情報 4|大阪市内のエリア情報

2.貸し会議室が”ない”エリア

5|貸し会議室の多様な利用シーン 5|貸し会議室の利用シーン

7|貸し会議室ヒストリー 7|貸し会議室ヒストリー

8|イベント主催者様お役立ち情報 8|イベント主催者様お役立ち情報

9|不動産ビジネス考察コラム 9|不動産ビジネス考察コラム

3.コロナ禍後の実態経済と賃料相場との乖離についての考察2:オフィス需要の現状

10|色々なビジネスモデル考察 10|色々なビジネスモデル考察

5.アイドルビジネスについて

11|セルフ式貸し会議室のあるある 11|セルフ式貸し会議室のあるある

12|大阪の貸し会議室選び徹底比較! 12|大阪の貸し会議室選び

15|貸し会議室選びに役立つ街のイメージと魅力 15|貸し会議室選びに役立つ魅力

17|よくある質問集 SMG貸し会議室 17|よくある質問集 SMG貸会議室

上に戻る