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コラム

3|働く場所・スタイル 第6章:働き方の未来とレンタルスペースの可能性

コラム第18回:働き方は今後どう進化する? 予測されるトレンドと備え

今回から、コラムシリーズもいよいよ最終章となる第6章「働き方の未来とレンタルスペースの可能性」に入ります。これまでは、多様化する働き方の現状や、リモート・ハイブリッド時代に必要なスキル、そして様々な働く場の活用法について深掘りしてきました。

第1章でも触れたように、私たちの働き方はテクノロジーの進化や社会の変化によって常に変化し続けています。
そして、その変化のスピードはますます加速しています。
AI、VR、IoTといった先端技術の発展、労働力人口の変化、人々の価値観の多様化など、様々な要因が複雑に絡み合い私たちの働く環境やスタイルを形作っています。

未来を正確に予測することは難しいですが、現在のトレンドから将来の働き方の方向性を読み解き、それに対する備えを始めることは可能です。
今回は、今後予測される働き方の主なトレンドと、個人や企業がどのように備えるべきかについて考えていきます。

 

働き方はどこへ向かう?予測される主なトレンド

現在の変化の波から、今後以下のような働き方のトレンドがより顕著になると予測されます。

  • テクノロジーによる業務の更なる自動化と高度化

    AI技術の進化は、定型業務の自動化を一層進めるだけでなく、データ分析、予測、コンテンツ生成といった高度な領域にも活用されるようになるでしょう。人間はより創造的で戦略的な業務、あるいはAIでは代替できない対人コミュニケーションや感情的な判断といった領域に注力することが求められます。VR/AR技術がオンライン会議や共同作業の体験をより没入感のあるものに変える可能性もあります。

  • 働く場所の更なる多様化と分散

    リモートワークやハイブリッドワークは特別なものではなくなり、多くの企業で標準的な働き方として定着するでしょう。
    オフィスは「個人が働く場所」から「チームで集まり、交流し、共創する場所」へとその役割がさらに明確になります(コラム第11回参照)。
    同時に、都心一極集中から地方への分散が進み、サテライトオフィスやコワーキングスペース、そしてレンタルスペースといった、自宅や本社オフィス以外の「第三の働く場」の活用が拡大します。
    働く場所は、その日のタスク内容や目的に合わせて柔軟に選択するのが当たり前になるでしょう。

  • 雇用形態の多様化とプロジェクト単位での働き方

    正社員として一つの企業に所属するだけでなく、フリーランス、副業・兼業、期間限定のプロジェクト契約といった多様な雇用形態が増加し、より柔軟な働き方が一般的になります。
    企業は必要な時に必要なスキルを持つ人材を、雇用形態にこだわらず柔軟に活用するようになるでしょう。
    個人も複数の組織やプロジェクトに関わる機会が増える可能性があります。

  • 個人と組織の関係性の変化とキャリアの主体化

    終身雇用や年功序列といった従来のモデルはさらに変化し、個人は自身のスキルや経験、価値観に基づいてキャリアを主体的にデザインする意識を一層強く持つようになります。
    企業は従業員を囲い込むのではなく、個人の成長や多様なキャリアパスを支援し、互いに対等なパートナーとして良好な関係性を築くことが求められます。

  • 「ウェルビーイング」を重視する価値観の浸透

    単に経済的な報酬だけでなく、仕事内容、働きがい、ワークライフバランス、健康、精神的な充実といった「ウェルビーイング」を重視する価値観がさらに浸透します。
    企業は従業員が心身ともに健康で働きがいを感じられる環境や制度を提供することが、優秀な人材を惹きつけ定着させる上で不可欠となります。

     

未来の働き方に備える:個人ができること

予測される変化の波を乗りこなし、自身のキャリアを切り拓いていくために、個人としてどのような備えができるでしょうか。

  • 学び続ける姿勢の定着

    テクノロジーやビジネス環境の変化に対応するため、新しいスキルや知識を継続的に学び続ける「リスキリング」は必須です(コラム第17回参照)。
    大学のリカレント教育、オンライン講座、書籍、実務経験など、多様な方法で学び続けましょう。

  • テクノロジーへのリテラシー向上

    特にAIなど、自身の業務に関わるテクノロジーについて理解を深め積極的に活用できるようになることが重要です(コラム第12回参照)。

  • セルフマネジメント能力の強化

    時間管理、タスク管理、健康管理、感情コントロールなど自律的に働くために必要な能力を高めましょう(コラム第16回参照)。

  • 自身の市場価値を意識し、キャリアをデザインする

    自分がどのようなスキルや経験を持ち、市場でどのように評価されるのかを客観的に把握し、どのようなキャリアを築きたいのかを主体的に考え、計画を立てましょう。

  • 柔軟性と変化への適応力を高める

    新しい働き方、新しいツール、新しい環境といった変化を恐れず、柔軟な姿勢で受け入れ順応していく力を養いましょう。

     

未来の働き方に備える:企業ができること

企業は、来るべき働き方の変化を機会と捉え、組織としてどのように対応していくべきでしょうか。

  • 多様な働き方を支える制度とインフラの整備

    リモートワーク、フレックスタイム制、副業容認といった柔軟な働き方を可能にする制度設計と、それを支えるITインフラや働く場の整備(コラム第12, 13回参照)を進めましょう。

  • 従業員のリスキリング・キャリア形成支援

    従業員が新しいスキルを学び変化に対応できるよう社内研修プログラムの拡充や、外部学習支援、キャリア相談の機会などを提供しましょう。

  • 成果に基づいた公正な評価制度の導入

    働く場所や時間ではなく成果に基づいた公平な評価制度を構築することが、多様な働き方を受け入れる上で不可欠です。

  • 心理的安全性の高い組織文化の醸成

    従業員が安心して新しい働き方に挑戦でき意見を率直に言い合えるような、心理的安全性の高いチーム・組織文化を育むことが重要です(コラム第6回参照)。

  • 働く場の戦略的な設計と活用

    オフィスを「集まる場」として再定義し、コラボレーションや交流を促進するデザインを取り入れる(コラム第11回)。
    同時に、
    多様な目的(会議、研修、サテライトオフィス機能など)に対応できるレンタルスペース/貸し会議室といった外部の働く場を必要に応じて活用できる仕組みを構築する

     

まとめ:未来を創るのは私たち自身

働き方の未来は、テクノロジーや社会情勢によって一方的に決められるものではありません。
私たち一人ひとりが、そして企業が、変化のトレンドを理解し主体的に備え新しい働き方をデザインしていくことで、より生産的でより豊かで、より自分らしい働き方を実現していくことができます。

変化を恐れず柔軟な姿勢で新しい働き方に対応していくことこそが、多様な時代を乗りこなすための最大のヒントとなるでしょう。

次回のコラムでは、今回のテーマで触れた「働く場所の分散化」という観点から「地域と働く場所の関係性 - ワーケーションや地方拠点としてのレンタルスペース」について深掘りし、いよいよ最終回のまとめへと繋げていきます。

 

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