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コラム

8|イベント主催者様お役立ち情報 4.リーダーの駆け込み寺1 初期・古参メンバーとの関係

第4回:立ち上げメンバーの昔話「あの頃は良かった」新しい展開を阻む

ようこそ「リーダーの駆け込み寺」へ! 今回もコミュニティリーダーが抱える「禁断の悩み」に、本音で、超実践的に斬り込みます。さて、第4回の悩みは、これまた“あるある”すぎて頭を抱えるリーダーが多いのではないでしょうか。「Q.立ち上げメンバーに『あの頃は良かった』と昔話ばかりされ、新しい展開が阻まれます。」 …ああ、聞こえてきますね、会議室の隅から。「俺たちがこのコミュニティを立ち上げた頃はさぁ…」「あの時のイベントは手作り感満載で最高だったよなぁ、それに比べて今は…」なんていう、甘く切ない、しかし未来への歩みを確実に鈍らせる“呪いの言葉”。今回は、この過去の亡霊たちにどう立ち向かい組織を前進させるか、そのリアルな処方箋をお届けします。

「昔は良かった」という"呪いの言葉"
組織を過去に縛り付ける亡霊たちにどう立ち向かう?

 

なぜ彼らは「あの頃」という過去の亡霊に囚われるのか?ノスタルジーに隠された本音と不安の正体

まず理解すべきは彼らがなぜ「あの頃は良かった」と繰り返すのか、その深層心理です。
単なる思い出話と片付けてはいけません。
そこには、もっと複雑で、時には"哀しい"感情が渦巻いています。

  • 純粋な達成感と美化された過去への郷愁

    苦労を共にした仲間との成功体験は、確かに何物にも代えがたい宝物です。

  • 現状の組織や活動への"無言の"不満

    「あの頃はもっと情熱があった」「今のやり方は何か違う」という言葉にできない今の組織への不満や、自分の居場所がないことへの寂しさの裏返し。

  • 新しいことへの適応不安と変化への抵抗

    新しい技術や価値観、若いメンバーの台頭についていけないことへの焦りや無意識の抵抗感。

  • 「自分たちの存在価値」の再確認と承認欲求

    「俺たちがいたから今の組織があるんだぞ」という、自らの功績を認めてほしい忘れないでほしいという切実な叫び。


彼らの昔話は、単に懐かしんでいるのではなく、これらの複雑な感情が絡み合った「心のSOS」である可能性もあるのです。



「昔話」が組織を蝕むリアルな害悪:新しい風を完全に止める"老害"化への序章

しかしリーダーとして見過ごせないのは、この「昔話」が組織に与える具体的な悪影響です。

  • 新メンバーの疎外感と発言意欲の低下

     「どうせ自分たちは部外者だ」「何を言っても『昔はこうだった』で片付けられる」と、新しいメンバーは委縮し貴重な意見やアイデアが出なくなります。

  • イノベーションの完全停止

    新しい挑戦や改革案に対し「昔のやり方で成功したから」「そんな前例はない」と頭ごなしに否定されれば、組織は新しい価値を生み出せません。

  • 組織全体の過去志向と未来へのエネルギー減退

     会議が昔話のオンパレードになれば、未来に向けた建設的な議論の時間は奪われ組織全体が過去に引きずられます。

  • リーダー自身の疲弊と推進力低下

    彼らの昔話に延々と付き合わされ新しい提案は阻まれ続ければ、どんな情熱的なリーダーでも心が折れ変革への意欲を失ってしまいます。

     

     

過去の亡霊を振り払い未来へ舵を切れ!リーダーが取るべき"愛"ある戦略と"非情"な決断

では、この厄介な状況にリーダーはどう立ち向かうべきか?
必要なのは過去への敬意という「愛」と未来を切り拓く「戦略」、そして時には「非情」とも思える決断力です。

  1. まずは「共感」と「感謝」で相手の懐に飛び込む

    彼らの功績と想いを正面から受け止め「あの頃の皆さんのご尽力があったからこそ今の私たちがあります。本当に感謝しています」と、まずは心からの敬意を伝えましょう。
    彼らの承認欲求を一旦満たしてあげることが次のステップへの重要な布石です。

  2. 「あの頃の"精神"」を未来を照らす灯台へと転換させる提案

    「あの時の情熱や困難を乗り越えた工夫メンバー同士の強い絆...そういった素晴らしい"精神"を今の新しい課題や目標達成にどう活かせると思いますか?ぜひ皆さんの知恵をお貸しください」と、彼らの経験を「過去の遺物」ではなく「未来を創るための貴重な資源」として再定義し、建設的な議論へと誘導するのです。

  3. 新しい挑戦へあえて彼らを「巻き込む」という荒療治

    新しいプロジェクトの重要な部分を、あえて「昔話ばかりする」立ち上げメンバーに任せてみるのも一手です。
    もちろん、丸投げではなく適切なサポートは必要ですが、彼らに新しい目標と役割を与え新しい成功体験を積ませることで、過去への固執を和らげ現在の活動への当事者意識を再び燃え上がらせるのです。
    SMG貸し会議室のような場所で未来戦略を語り合う会議を開き、彼らに「特別アドバイザー」として参加してもらうのもプライドをくすぐりつつ巻き込む良い方法です。

  4. 時には「過去は過去、今は未来」と"非情"な線引きも必要

    感謝と敬意は示しつつも、昔話が延々と続き建設的な議論を妨げるようであれば「お話大変貴重で参考になります。そのお話はまた後ほどじっくり聞かせてください。今はこの新しいプロジェクトの未来について集中して話し合いたいのですがいかがでしょうか?」と、リーダーとして毅然とした態度で議論の軌道修正を行う勇気も必要です。
    「過去のやり方が常に正しいわけではない。私たちは未来を創るためにここにいる」という明確な意思表示が組織の空気を変えます。

     

     

一刀両断! 本日の処方箋

  • 立ち上げメンバーの功績には心からの敬意を払え。しかし彼らのノスタルジーに組織の未来を人質に取らせるな。

  • 彼らの「昔話」を単なる思い出語りで終わらせるな。そこから「未来を照らす知恵」を抽出し新しい挑戦の燃料へと転換させろ。

  • 過去の栄光にしがみつく彼らにこそ新しい「活躍の舞台」と「成功体験」を用意せよ。それでも変われぬなら彼らを「過去の語り部」として丁重に扱い未来への舵はあなたが握れ。

  • 「あの頃は良かった」という言葉で思考停止する組織に輝かしい明日など訪れないと肝に銘じよ!

     

おわりに:未来は過去の延長線上には決して描けない

過去を尊重しつつも、それに囚われることなく常に未来を見据えて変化し続ける。
それこそが、リーダーに課せられた重くしかしやりがいのある役割です。
過去の成功体験は大切な財産ですが、それが未来への足かせとなっては本末転倒なのです。

次回も、あなたの「禁断の悩み」に鋭く斬り込みます。ご期待ください。

 

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