問合せ

SMG貸し会議室
大阪市内主要駅(新大阪・梅田)から好アクセス・駅近。~100名の中小会場が格安で基本備品無料!

06-6556-6462
予約専用:10時~18時

大阪市内の格安・駅チカ貸し会議室・無料備品多数

重要なお知らせ
「WEB配信・映像収録プラン」サービス開始のご案内
重要なお知らせ
「WEB配信・映像収録プラン」サービス開始のご案内

コラム

9|不動産ビジネス考察コラム 2.大阪市内オフィス賃料の変遷4:近年の賃料トレンドと今後の予測

パンデミックショックとその後の模索 ~コロナ禍が大阪オフィス賃料に刻んだ変化と回復の現在地~

「大阪市内のオフィス賃料の変遷ストーリー」、今回は近年のオフィス市場に最も大きな衝撃を与えた新型コロナウイルス感染症のパンデミックを取り上げます。2020年初頭から世界を席巻したこの未曾有の事態は、人々の働き方や企業のあり方を根本から揺るがし、大阪のオフィス市場にも構造的な変化をもたらしました。パンデミック発生から約5年が経過した2025年9月現在、市場はどのような変化を遂げ、賃料や需要はどのように推移しているのでしょうか。

パンデミック初期:オフィス市場の急変とリモートワークの奔流(2020年~2021年頃)

新型コロナウイルス感染症の拡大は、大阪のオフィス市場に瞬く間に大きな影響を及ぼしました。

リモートワークへの急速な移行

緊急事態宣言の発令や外出自粛要請を受け、多くの企業が事業継続のため急遽テレワークやリモートワーク体制へと移行しました。
これにより「オフィスは本当に必要なのか」という議論さえ巻き起こりました。

オフィス解約・縮小の動き

特に都心部の企業を中心にオフィスの必要床面積を見直し一部解約やよりコンパクトなオフィスへの移転、あるいはサテライトオフィスの活用といった動きが顕在化しました。

賃料・空室率への直接的インパクト

大阪のオフィス市場では新規の大型ビルを含め空室率が上昇し、募集賃料には下落圧力がかかりました。
貸主側はフリーレント期間の延長や内装費用の負担といったインセンティブを付与し、テナントの引き留めや誘致に苦心する状況が見られました。
企業の移転計画も先送りされるケースが相次ぎました。


 

ウィズコロナ時代:模索されるオフィスの新たな役割(2022年~2023年頃)

パンデミックが長期化する中で経済活動は徐々に再開され、企業のオフィス戦略にも変化が見られ始めました。

ハイブリッドワークの定着

ワクチン接種の進展や行動制限の緩和に伴い、完全リモートワークから出社とリモートワークを組み合わせる「ハイブリッドワーク」を導入する企業が主流となりました。

オフィスの価値の再定義

オフィスは単に仕事をする場所ではなく、従業員同士のコミュニケーションを促進し企業文化を醸成しイノベーションを生み出すための重要な「場」としての価値が見直されるようになりました。

市場の動向変化

大阪のオフィス市場では空室率の高止まりは続いたものの、賃料の下落ペースはやや鈍化しました。
企業は個室ブースやWeb会議専用スペース、リフレッシュエリアの設置など、新しい働き方に合わせたオフィスレイアウトや機能を求めるようになり「オフィスの質」への関心が高まりました。

 

アフターコロナへの道筋と市場の現状(2024年~2025年9月現在)

経済活動が本格的に正常化しインバウンド需要も回復してきた現在、大阪のオフィス市場は緩やかな回復基調にあります。

オフィス需要の回復と二極化

 企業業績の改善などを背景にオフィス需要は徐々に持ち直しています。
しかし、その回復度合いはエリアやビルスペックによって異なり、二極化の傾向も見られます。
大阪の梅田や淀屋橋・本町といった中心部のAクラスビルや、交通利便性の高い築浅ビルでは需要が比較的堅調で賃料も底堅く推移、あるいは一部では上昇の動きも見られます。
一方で、郊外や築年数の経過したビルでは、依然として空室消化に時間を要しているケースもあります。

継続するオフィス戦略の見直し

 現在開催中の大阪・関西万博による一時的な経済効果も期待されるものの、多くの企業は引き続きコスト効率と従業員の多様な働き方を両立させるオフィス戦略を模索しています。
オフィスの「量より質」を重視する傾向は継続しています。

 

貸し会議室市場への影響と新たなニーズ

コロナ禍は、貸し会議室市場にも大きな変化をもたらしました。
パンデミック初期には利用が大幅に減少しましたが、その後は分散勤務のためのサテライトオフィス的な利用や少人数での重要な対面会議、あるいはWeb会議設備が整った会議室への需要など、新たなニーズも生まれています。

 

 

SMG貸し会議室の視点:変化に適応しビジネスを支える

私たちSMG貸し会議室も、このコロナ禍を通じて、お客様の働き方や会議のあり方が大きく変化したことを肌で感じてきました。
オンライン会議が普及する一方で、やはり対面でのコミュニケーションの重要性も再認識されています。
私たちは感染症対策を徹底した安全な環境の提供はもちろん、Web会議にも対応できる設備の充実、そして多様化するお客様のニーズに合わせた柔軟なプランの提供を通じて、大阪のビジネス活動を変わらずサポートし続けてまいります。



まとめ:変化は続く、新たな平衡点を探るオフィス市場

新型コロナウイルス感染症のパンデミックは大阪のオフィス市場に構造的な変化をもたらし、賃料や需要の動向に大きな影響を与えました。
2025年9月現在、市場は緩やかな回復過程にありますが、働き方の多様化という大きな流れは不可逆的であり、企業やワーカーがオフィスに求める役割も進化し続けています。
この変化に適応し、新たな価値を提供できるオフィスやサービスが今後ますます求められていくでしょう。

次回は、このコロナ禍を経た働き方の変化が具体的にオフィス賃料にどのような影響を与えているのか「働き方の多様化が与える影響」というテーマでさらに掘り下げます。

 

大阪市内で貸し会議室をお探しならぜひ「SMG貸し会議室」へ

会場一覧 :https://osaka-conference.com/rental/
会場の特徴:https://osaka-conference.com/characteristic/

SMG貸し会議室は大阪の主要エリアに複数の会場を展開しており、どの会場も駅からのアクセスは抜群。四ツ橋の「サンワールドビル会場」や「近商ビル会場」、本町の「カーニープレイス会場」、梅田の「東梅田セミナールーム」、そしてJR福島の「福島セミナールーム」など、目的や人数に合わせて最適な会場をお選びいただけます。

研修やセミナーはもちろん、Web会議や懇親会、アイドルイベント、さらには展示会まで、多様なシーンでご利用可能です。
ぜひ、SMG貸し会議室で、皆さまのイベントを成功させてください。

 

コラムカテゴリ一覧

1|失敗しない!貸し会議室選びで確認すべきポイント 1 |貸し会議室選びのポイント

2|イベント主催者のための成功ノウハウ完全ガイド 2|イベント成功ノウハウ

3.当日の運営とファシリテーションのスキル1【タイムマネジメント実践術】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル2【会議の進め方】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル3【聞き手を惹きつける話し方・プレゼンテーション】

3.当日の運営とファシリテーションのスキル4【分かりやすい資料作成のコツ】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ1【セミナー・研修】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ2【面接を成功に導く】

4.会議・イベント成功のための応用ノウハウ5【ワークショップ】

3|働く場所・スタイル 3|働き方と「場」

4|大阪市内のエリア情報 4|大阪市内のエリア情報

2.貸し会議室が”ない”エリア

5|貸し会議室の多様な利用シーン 5|貸し会議室の利用シーン

7|貸し会議室ヒストリー 7|貸し会議室ヒストリー

8|イベント主催者様お役立ち情報 8|イベント主催者様お役立ち情報

9|不動産ビジネス考察コラム 9|不動産ビジネス考察コラム

3.コロナ禍後の実態経済と賃料相場との乖離についての考察2:オフィス需要の現状

10|色々なビジネスモデル考察 10|色々なビジネスモデル考察

5.アイドルビジネスについて

11|セルフ式貸し会議室のあるある 11|セルフ式貸し会議室のあるある

12|大阪の貸し会議室選び徹底比較! 12|大阪の貸し会議室選び

15|貸し会議室選びに役立つ街のイメージと魅力 15|貸し会議室選びに役立つ魅力

17|よくある質問集 SMG貸し会議室 17|よくある質問集 SMG貸会議室

上に戻る